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コラム

2025.02.20

高校でファッションを学べる?勉強できるスキル・資格やメリットなどを徹底解説!

「ファッションデザイナーになりたい」「世界の最先端のファッションをみんなに知ってもらうような仕事がしたい」そんな夢を10代のうちから描いている人も多いはず。そんな人は、もしかすると「全日制高校を卒業してから専門学校へ行こう」と思っていませんか。

しかし実は、通信制高校でもファッションを学ぶことができます。本コラムでは、通信制高校のファッション関連コースの特徴や魅力について取り上げます。

そもそも通信制高校とは?どんな特徴がある?

通信制高校とは、自宅学習を中心にしながら高校卒業資格の取得を目指す高校です。特徴としては、以下の二つが代表的なものでしょう。

一つ目は、自分に合った学習スタイルを選べること。少ない登校頻度で学校へ通ったり、年に数回のスクーリングや合宿に参加したりしながら授業を受け、他は支度で学習というコースが多いです。より効率的に学習を進め、仕事や趣味と両立する人や、体調を気遣いながら学ぶ人も珍しくありません。

また二つ目として、多くの通信制高校では、英語や数学といった一般科目だけでなく、ユニークな専門分野も学べるコースを設けています。例えば、アニメや漫画、eスポーツ、そしてファッションやネイルなど。好きなジャンルを楽しみながら学べるのはもちろん、将来の夢に向けて高校生のうちからノウハウを学ぶこともできます。

通信制高校で目指せるファッションの仕事

ここでは、ファッション関連コースで学んで目指せる職業の例を5つ挙げました。

デザイナー

一般の人が日常的に着て楽しむ洋服はもちろん、演劇やコンサート、映画などの衣装まで、幅広い領域で服をデザインする仕事です。子供向けの動きやすい服、仕事向けのフォーマルな服、ステージをさらに彩るような設計の衣装など、安全性や用途に応じて、素材や機能もしっかり考慮します。

またデザイン画などのイラストで、考案したイメージを詳細に伝える必要があるため、デザインセンスはもちろん、画力(イラストを描く力)も求められます。

パタンナー

パタンナーとは、デザイナーの考えたデザイン画から、洋服・衣装を制作するための型紙(パターン)を作る仕事です。

デザイン画に込められた意図や必要な要素を掴んでシルエットを作りだし、立体的な身体に合うようなパターンを編み出します。人の身体の構造を理解している他、デザインや用途に合った生地素材を選び抜くための知識も必要となるでしょう。

スタイリスト

雑誌やテレビ、ライブ、ファッションショーなどの場で、出演者の服装をコーディネートする仕事です。雑誌のコンセプトを左右する立場であり、モデルやタレント、俳優、アーティストなどのイメージにも大きく影響するような、大切な役割を担う仕事です。

近年はメディアやステージの裏側だけでなく、テレビやSNSなどの表舞台で注目を集める人も増えているようです。

バイヤー

洋服やファッション小物をチョイスし、お店などへ仕入れるバイヤー。実際の制作に携わるわけではありませんが、自分の選び抜いた服を届けられる面白い仕事です。

お店のセンスやイメージを考えるのはもちろん、流行を先取りできるように常にアンテナを張り巡らせ、最適な洋服を選定します。

また単に服を選ぶのではなく、どの商品をいくつ仕入れるかを決めるのもバイヤーの役割。在庫を抱えすぎないよう、また品切れで販売のチャンスを逃さないよう、うまいバランスで仕入れを行いながら、お店の売上を支える重要なポジションです。

ショップスタッフ

お店に立ち、洋服を販売するショップスタッフ。お客さんに直接おすすめのアイテムを紹介しながら、洋服を届け、お店の売上も守っていく立場です。また近年では、お店の名物スタッフやカリスマ店員など、お店の顔となるようなショップスタッフも増えています。

好きな洋服に囲まれて仕事でき、お店によっては流行の最先端に触れることもできるでしょう。「誰かと話す仕事がしたい」「接客が好き!」という人も多いようです。

ファッションを勉強できる通信制高校に入るメリットとは?

「やっぱり高校ではなく専門学校で勉強するほうが良いのでは?」と心配な人もいるかもしれません。ここからは、通信制高校のファッションコースをおすすめする理由(メリット)を紹介します。

必要な知識・スキルを高校生のうちから学べる

上記で紹介した通り、デザイナーやパタンナーは、デザイン力から画力、表現力などさまざまなスキル・センスが必要です。またそのスキル・センスを磨くための、豊富な知識も求められるでしょう。

こういった知識やアンテナ力を10代から身に付けられるのは、ファッションを勉強できる通信制高校の大きなメリット。高校卒業後に専門学校へ行くよりも、早いうちからスタートダッシュを切れるということです。また、こうして将来に向けたファッションの勉強が、高校卒業のための単位に含まれるのも嬉しいところですね。

ファッション業界で活躍する人の授業を受けられる

ファッション関連のコースでは、ファッション業界にて現役で活躍する人を講師に迎えて授業を行うところも少なくありません。一般的な全日制高校のコースではなかなか受けられない貴重な講義や体験を受けることができるでしょう。

例えば、デザインやパターンなどの実践的な学習は貴重なものです。また、バイヤーが流行の最先端を掴むための方法、敏腕ショップ店員の売上アップの技、アパレル企業社長の成功秘話……なども聞けるかもしれません。

また通信制高校の中には、ファッションショーの裏方スタッフとして運営に携わることができる学校もあるようです。高校生のうちから、こうした貴重なチャンスがたくさん訪れるのが通信制高校なのです。

専門学校へ行く学費を節約できる

通信制高校でファッション関連のコースへ進む場合、入学初年度の学費は合計70万円~80万円ほど(入学金・授業料・施設費などを含め)と言われています。私立の通信制高校では、一般科目などの基本的なカリキュラムを選んだ場合の費用が30万円~40万円程度。約2倍と、一見ハードルが高いように感じるかもしれません。

しかし先ほど伝えたように、高校卒業のための単位にすることができますし、高校卒業後に専門学校へ通うケースを考えると、総合的には学費を抑えることができます。

また、各都道府県で実施されている就学支援金制度は、通信制高校も対象です。こうしたものを活用すれば、費用も時間も効率よく夢を目指せるのです。

同じ夢を目指す友達と頑張れる

通信制高校のファッション関連コースには、やはり「ファッションを仕事にしたい」と夢見て入学してくる生徒が多数います。近い価値観を持っていることもあり、友達になれるチャンスも多いでしょう。

高校生活では、デザインなどの実践的な授業で苦戦するかもしれませんし、一般科目の授業と並行してファッションを学ぶのも大変かもしれません。しかし、同じ夢を目指す友達とならモチベーションを上げて頑張れるのではないでしょうか。将来一緒に仕事をする仲間も、ここで見つかるかもしれませんね。

通信制高校なら、開志創造高等学校

開志創造高校は、4つの大学、34つの専門学校、2つの高校のノウハウと約50年の教育実績をベースにした広域通信制高校です。

教育理念「開志・自律・創造」のもと、自ら問題を発見・解決し、新たな視点・価値を創造できる人材の育成を目指し、職業探求専攻、高校・大学連携専攻、アニメ・マンガ専攻、eスポーツ専攻、アスリート専攻など、8つの専攻を展開しております。

また、高校生活に関する相談はスクールカウンセラーが、学び・進路に関する相談は担任、職員しっかりとサポートする体制により、進路未決定率0%を実現します。

まとめ

「高校生のうちから本格的にファッションを学べるの?」と驚いた人も多いのではないでしょうか。高校卒業資格を取りながら、ファッション業界への夢を叶える最短距離を目指してみませんか。