コラム
このまま今の学校で大丈夫?転入・編入というもう一つの選択肢を考えるときに知っておきたいこと

「毎日学校に行くのがつらそう」「話を聞いても元気がない」そんな様子に、親として気づいても、どう声をかければいいか分からない。無理に続けることがすべてじゃない——“転入・編入”という柔軟な選択肢が、子どもに合う環境を見つける鍵になるかもしれません。このコラムでは、転校に悩む保護者の方が知っておきたいポイントを丁寧にご紹介します。
目次
転校を考え始めたとき、親がまず知っておくべきこと
「転校=逃げ」と思ってしまうのは、決して珍しいことではありません。でも本当に大切なのは、子どもが自分らしく安心して学べる環境を見つけることです。通信制高校では、転入・編入という“再スタート”はごく一般的な選択肢です。生徒一人ひとりの事情を尊重し、その時期や状況に応じて柔軟に対応しています。また「転入学」と「編入学」には次のような違いがあります:
- 転入学:現在高校に在籍している状態で転校するケース
- 編入学:高校を一度退学し、別の高校に再入学するケース
この違いは、転校のタイミングや通算在籍期間、卒業時期に関わるため、検討段階で知っておくと安心です。
どんな生徒が通信制高校に転入・編入しているのか?
通信制高校へ転入・編入する生徒は、実は想像以上に多様です。例えば…
- 不登校や体調不良で通学が難しい
- 人間関係や学力の悩み
- 芸術活動やスポーツと両立したい
- 自分のペースで学びたい
- 高校生活をリセットして前向きにやり直したい
これらはすべて「珍しいこと」ではありません。誰にでも起こり得ることであり、だからこそ開かれた選択肢として“通信制高校への転校”が存在しています。「転校=特別なこと」ではないという事実が、不安を少し軽くしてくれるかもしれません。
開志創造高校なら、どんなふうに学び直せるのか?
開志創造高校では、転入・編入生を丁寧にサポートする体制が整っています。
- 基本はオンライン学習で、自分のペースで学びを進める
- 登校時期、時間を自分で選べるレインボースクーリング
- プロの知識や技術も修得できる8の専攻で更にキャリアップ
- 担任の先生やスクールカウンセラーが、学習のこと、進路のこと、悩んでいることなど、なんでも相談にのって、卒業まで個別にしっかりサポート
「転校してもついていけるか不安」「また続かなくなったら…」という気持ちにも、様々な支援体制が整っています。
転入・編入手続きの流れとQ&A
転校の手続きには、いくつかのステップがありますが、開志創造高校では不安を感じないように一つひとつ丁寧にサポートしています。
基本的な流れは…
- 資料請求・個別相談申し込み
- 個別相談・学校理解
- 転入・編入の意思決定
- 出願の手続き、転校元学校から必要書類の取り寄せ
- 入学試験(オンライン面接)
- 入学手続き・学習スタート
よくある質問は…
Q. 今の学校で修得した単位はどうなる?
→ 前籍校で修得できた単位は引き継ぎ可能です。履修状況に応じて卒業までのプランを立てます。
Q. 学年は変わる?落とされる?
→ 原則として、在籍期間に応じた学年での転入、編入が基本です。※個別相談でご説明します。
Q. 途中入学でもクラスに馴染める?
→ 開志創造高校には、基本的に“固定のクラス”はありません。生徒たちは全国からそれぞれ自分の都合に合わせた時期にスクーリングで登校するため、全国の友達をつくることもできます。
「今からでも間に合います」。気づいたときが、“もう一つの選択肢”と出会うチャンスです。
今すぐ決めなくてもいい。でも、動き始めていい。
転校を“今すぐに”決める必要はありません。でも、「情報を得る」「誰かに相談する」という小さな一歩は、今日からでも始められます。親も子も、不安や迷いを一人で抱え込まずにすむように——開志創造高校では、保護者の方向けに個別相談窓口をご用意しています。
何も決めていなくても構いません。少しでも「気になる」と感じた今、その気持ちを大切にして、お気軽にご相談ください。